To be a Global Teacher 〜国際バカロレア(IB)と生きる生物教師〜

グローバルな教師になるために 自分が辿ってきた奇跡、経験、これからを書いていこうと思います。

【有力教養書】哲学と宗教全史 レビュー #20

みなさんこんにちは、YUKIです。

 

コロナウイルス の影響で、ひたすら本を読み漁っています。

先日、前に教えていた生徒からの熱烈な勧めで「哲学と宗教全史」を読み終えました。

 

著者は、ライフネット生命保険株式会社の社長をされ、立命館アジア太平洋大学 学長の出川治明さんです。

読みながら感じましたが、出口さんは博識な方だな、、と思いました。

これまでに読んだ本は1兆冊を超えるそうです、、

 

昔、高校の時の国語の先生が、「100冊本を読むと、知性が溢れ出す」とひたすら言っていましたが、出口さんは溢れ出すどころじゃないですね。。

 

f:id:brave-nobles:20200316143009j:plain

f:id:brave-nobles:20200316143017j:plain


宮部みゆきさんの、「よりよく生きるために必要なものを落とす可能性があります」というオススメの言葉は印象的ですね。

 

450ページもの大作なので、時間はかかりました。

しかしながらあまり馴染みのない 哲学と宗教の話題にも関わらず、出口さんが非常に整理してお話を進めてくださるので読みやすかったです。

 

感想を一言で無理やり表すと、

 

宗教って、離れたり合わさったりして、しかも都合よく信じたいもの信じたり、そんな感じでできてるんだ〜って思いました。

 

哲学と宗教は切り離せないものなのですね。

個人的には前半から中盤の、紀元前の人間の考え方、そしてゾロアスター教からのユダヤ教、キリスト教、イスラム教とつながっていく過程のお話がとても興味深かったです。

 

アフリカのマラウィ共和国にいた時は、ほとんどみなさんキリスト教徒で、神や聖書を信じて疑わない方々でした。でも元々は、誰かが「考えたもの」なんですよね。そして、それを信じる信じないは個人の自由であるのですね。

 

言ってしまえば、本書でも昔の人がやっていたように、

 

信じたいものは自分で作っちゃっていいのだということに気がつきました。

 

なので、(現時点で)私は私の信じるものを示しておきたいと思います笑

 

1、尊敬する坂本龍馬先生の言葉

 

有名な言葉で言えば、

 

世の人は我を何とも言わば言え
我なすことは 我のみぞ知る
 
ですが、最近意識しているのは、
 
金よりも大事なものに
評判というものがある。
世間で大仕事をなすのに
これほど大事なものはない。
金なんぞは、
評判のあるところに
自然と集まってくるさ。
 
という言葉です。
 
この間、マスクをオークションにかけて800万円を設けた県議員の方がいましたが、龍馬先生に言わせてみればもってのほかですね。
きっと根っからの悪い方でもないでしょうし、賢い方なのだと思います。
しかし、人間はあくまで「動物だな〜」と思うのです。
欲は誰にでもあるし、マスクが手元に大量にあったら、儲けられる!!と思ってしまう方が自然なんじゃないかと思います。
しかし、その欲を制御してこそ人間性が生まれるんだと思います。
制御させるには、宗教や哲学って重要なんだと思います。
何か良い考えを信仰してる人ほど、しっかりしてるように思います。モルモン教の方と私仲良しです。
 
2、「一流の人に学ぶ自分の磨き方」
 
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

一流の人に学ぶ自分の磨き方 [ スティーブ・シーボルド ]
価格:1320円(税込、送料無料) (2020/3/16時点)

楽天で購入

 

 
私の聖書として改めて認定したいと思います笑
最強の自己啓発本だと思ってます。
 
3、禅語
 
座禅による精神の向上はこれからも続けていかないといけないと思いましたし、その根本にある考え方も学んでいきたいと思います。
 
 
以上、私の個人的信仰に話が逸れましたが、新たな世界観を求める方に
 
哲学と宗教全史 オススメです。
 
 
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

哲学と宗教全史 [ 出口 治明 ]
価格:2640円(税込、送料無料) (2020/3/16時点)

楽天で購入

 

 

合わせて読みたい

global-teachers.hatenadiary.com

global-teachers.hatenadiary.com