【有力教養書】哲学と宗教全史 レビュー #20
みなさんこんにちは、YUKIです。
コロナウイルス の影響で、ひたすら本を読み漁っています。
先日、前に教えていた生徒からの熱烈な勧めで「哲学と宗教全史」を読み終えました。
著者は、ライフネット生命保険株式会社の社長をされ、立命館アジア太平洋大学 学長の出川治明さんです。
読みながら感じましたが、出口さんは博識な方だな、、と思いました。
これまでに読んだ本は1兆冊を超えるそうです、、
昔、高校の時の国語の先生が、「100冊本を読むと、知性が溢れ出す」とひたすら言っていましたが、出口さんは溢れ出すどころじゃないですね。。
宮部みゆきさんの、「よりよく生きるために必要なものを落とす可能性があります」というオススメの言葉は印象的ですね。
450ページもの大作なので、時間はかかりました。
しかしながらあまり馴染みのない 哲学と宗教の話題にも関わらず、出口さんが非常に整理してお話を進めてくださるので読みやすかったです。
感想を一言で無理やり表すと、
宗教って、離れたり合わさったりして、しかも都合よく信じたいもの信じたり、そんな感じでできてるんだ〜って思いました。
哲学と宗教は切り離せないものなのですね。
個人的には前半から中盤の、紀元前の人間の考え方、そしてゾロアスター教からのユダヤ教、キリスト教、イスラム教とつながっていく過程のお話がとても興味深かったです。
アフリカのマラウィ共和国にいた時は、ほとんどみなさんキリスト教徒で、神や聖書を信じて疑わない方々でした。でも元々は、誰かが「考えたもの」なんですよね。そして、それを信じる信じないは個人の自由であるのですね。
言ってしまえば、本書でも昔の人がやっていたように、
信じたいものは自分で作っちゃっていいのだということに気がつきました。
なので、(現時点で)私は私の信じるものを示しておきたいと思います笑
1、尊敬する坂本龍馬先生の言葉
有名な言葉で言えば、
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