To be a Global Teacher 〜国際バカロレア(IB)と生きる生物教師〜

グローバルな教師になるために 自分が辿ってきた奇跡、経験、これからを書いていこうと思います。

吉田松陰先生ゆかりの地へ 山口旅行記 #16

みなさんこんにちは、YUKIです。

 
忘れないうちに、山口旅行の事を書こうと思います!
 
山口へ行った目的は、唐戸市場の美味しい海鮮、日本最大の鍾乳洞である秋芳洞もさることながら、
何と言っても萩にある松下村塾を見たかったから!!です。
 

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念願の松下村塾、思ったよりもこじんまりとしていました。身分を問わず弟子を受け入れてたそうです。

 
松下村塾は、明治維新後の日本の中心となった人物を多く輩出した吉田松陰先生の私塾ですね。
27歳で教え始め、28歳で再び投獄され、29歳の時に安政の大獄で処刑されたと考えれば、
実際に教鞭をとっていたのは数年と考えられるでしょう。
 
然しながら、初代総理大臣の伊藤博文や、戦の天才 高杉晋作など
歴史上の重要人物を多く輩出した吉田松陰先生の地元を
ようやく訪れる事が出来ました。
 
 
印象深かったのは以下の2点です。
 

生涯2度投獄された松陰先生は、獄中でも本を読んでいた。

 
黒船来航後、脱獄を試み投獄、
その後、幕府より危険思想人物として再び投獄された松陰先生。
 
しかし、その獄中では常に本を読んでおられたんだと
資料館には記されていました。
その量は尋常ではなく、何百冊という量でした。
 
弟子たちには常に、学んだことのメモを取るようにと教えていたと記されています。
 
自らが学ぶというのは、国際バカロレアの方針とも一致しています。
生涯学習者でなければならないのは、生徒も教員も一緒だと思います。
 
どんな状況でも、学ぶ松陰先生の姿に、
教育者とは一流の学習者でなければならないという
どこかで聞いた言葉を思い出しました。
 
 
コロナウイルスで外出ができない事にめげる子こと無く、
私も本を読み漁ろうと思ったのでした。
 
それにしても、あの時代に出国を試みる勇気には感服です。
 
 

松下村塾は教師と生徒(弟子)が共に学びあうスタイルだった。

 
松陰先生は弟子に一方的に教えるのでは無く、弟子と意見交換をし、
座学だけでなく登山や水泳も共に行なっていたと言います。
(日本には過去このようなスタイルで教育を行なっていたところがあったなんて!)
 
教育スタイルの変換機にある日本にとって、
吉田松陰先生はモデルにすべきお方なのではないかと思った山口旅行でした。
 
 
福岡→下関、門司港→湯本温泉→角島、仙崎→萩→秋芳洞→山口タウン、湯田温泉
と、周り尽くした贅沢旅でしたが
 
移動は車をお勧めします!!
電車の本数が少なく、回れないところも出てきてしまうので、、
 
松陰先生のような自らが学び、生徒と寄り添える教員になるべく
精進しようと思います。
 
 
 
 
 吉田松陰先生、高杉晋作を中心とした、司馬遼太郎さんの歴史小説
世に棲む日々

 

 

 

 私の一番最初に読んだ歴史小説です。

司馬遼太郎ファンになりました。

4冊だけで終われるので、歴史小説の第一弾としてオススメです!

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